しなやかで、どこか優雅さすら漂う。191cmの体躯を大きく使った原大智のジャンプは制空権を渡さない。
 J1初制覇を懸けて首位鹿島アントラーズを追い掛ける京都サンガ。曺貴裁(チョウキジェ)監督が植えつけてきたハイテンション、ハイインテンシティ、ハイラインといった「ハイ」が並ぶスタイルにハイタワーを備える大型フォワードの原なくして、ここまでの快進撃は成立しなかったはずだ。かつアフタージャンプのアクションも速く、プレーの連続性にもよどみがない。
 FC東京の育成組織出身。2018年にトップチームに昇格して3年間プレーした後、クロアチア、スペイン、ベルギーを経てサンガには在籍3年目になる。


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掲載元:Jリーグ - Number Web - ナンバー
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