日本代表は10月14日、国際親善試合でブラジルに3-2で勝利を収めた。過去13戦で2分11敗と一度も勝利のなかった相手から歴史的な白星を挙げる立役者となったのは途中投入から攻撃にスイッチを入れたMF伊東純也だった。ブラジルのDF2人の間を強引に突破するキレ味鋭いドリブルが反響を呼んでいる。
 伊東は日本が反撃の1点を奪って1-2とした直後の後半9分、MF久保建英との交代でピッチに立った。するとその8分後にMF堂安律の浮き球パスに抜け出して右サイドを駆け上がると、正確なクロスをファーサイドへ届け、昨季までクラブでも同僚だったMF中村敬斗の同点弾をアシストした。さらに後半26分には左からのコーナーキックでFW上田綺世の決勝ゴールを演出し、2アシストの活躍で歴史的勝利を導いた。
 得点にはつながらなかったが、後半42分のドリブル突破も圧巻だった。左サイドでDF望月ヘンリー海輝からスローインを受けた伊東はDF2人と対峙しながらも、跨ぎフェイントから急激な加速で強引に2人の間を抜けて中央へ進撃。最後は伊東のパスを受けた望月がシュートを放ち、さらにこぼれ球を拾ったMF田中碧が押し込もうと狙ったが、GKに阻まれていた。
 テレビ朝サッカーのXでハイライトが公開されると、「アニメのワンシーンかと思うようなドリブル」「まじすごい」「うますぎ」「どうやったの?」「これえぐい」「度肝抜かれた」「痺れた」「このドリブルマジでカッコいい」「2人ぶち抜いた」「まさにイナズマ」「意味わかんないくらい上手くて声出た」と伊東のプレーには称賛のコメントが多く寄せられていた。


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