ドイツ1部ブンデスリーガのフライブルクで活躍を見せた日本代表MF堂安律について、アイントラハト・フランクフルトとドルトムントが新天地候補として挙がなか、クラブ側は適切なオファーがあればステップアップを妨げない方針だという。地元メディア「tipico」が報じた。
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 ガンバ大阪の下部組織で育った堂安は、2017年夏にオランダ1部フローニンゲンへの期限付き移籍で欧州キャリアをスタート。ドイツでは2020-21シーズンのビーレフェルトでのプレーの後に、オランダ1部PSVでのプレーを挟み、22年夏からフライブルクで3シーズンを過ごした。ブンデスリーガ1部では合計4シーズンで131試合27ゴールを記録している。
 すでにフライブルクのスポーツディレクター、クレメンス・ハルテンバッハ氏は堂安について、「当初から、彼が次のステップに進みたいと思った場合、その道を妨げるつもりはないという合意があった」として、「彼が将来のために適切なクラブからオファーを受けた場合、私たちはそれに反対しないという正直な姿勢も必要だ」という方針を明らかにしているという。
 その堂安の状況だが、フランクフルトはFWウーゴ・エキティケの去就が確定した後に本格的な交渉になると見込まれるとされ、ドルトムントも選手サイドには具体的な条件を提示しているという。フライブルクは堂安への移籍金として2000万ユーロ(約34億円)から2500万ユーロ(約42億5000万円)を要求する見込みだとされた。
 シーズンの最後の最後でフライブルクが新シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃したことも、堂安の去就を騒がせている要因になっているようだ。ドルトムントも参戦中の米国で開催中のクラブ・ワールドカップ(W杯)後に本格化すると見られる夏の移籍市場で、堂安はステップアップを果たすことができるだろうか。


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