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浦和は6月1日にリーグ第19節の横浜FC戦に2-1で勝利すると3日間のオフを挟み、6月5日に米国入りした。現地時間17日に行われる初戦ではリーベルプレートとの対戦が決まっているが、分析では浦和について「最も価値のある日本のチームだ」としつつ、浦和がクラブ公式X(旧ツイッター)にアップしたリーグ戦の動画を用いて攻守に分析を行っている。
まずマチェイ・スコルジャ監督が率いる浦和の攻撃について「パスをつなぐサッカーを実践している。ボール支配率はそこまで優位ではないが、グラウンダーでの素早いコンビネーションを重視したプレーが特徴だ。実際、バックラインからのビルドアップではボールをリスクにさらさず、パスをつないで相手守備陣を前へ引き出す戦術を好む」とされている。
一方で「確かにこの戦術は成功する場面も多いが、バックラインからのパスで攻撃を仕掛けるため、多くのボールロストを招くこともある。これが彼らの弱点の一つであり、リーベルは相手陣地でのプレッシャーを強化してこの弱点を突くべきだ」と、ハイプレスへの耐性を弱点に挙げた。
浦和の強みを「ボールを支配すると中央で連携を築き、ピッチの4分の3の地点まで進んだあと、両サイドのいずれかに展開する。サイドでのプレーではエリア内に多くの選手を配置してクロスを放つ。実際、最近の多くの得点はこのような形で生まれている。ただボールを回すだけでなく、相手を自陣に引き付けた後、ディフェンスの背後を狙った深いボールを放つ。攻撃陣のスピードを生かしてダメージを与えることが多い。しかし、その攻撃の真のポテンシャルは、相手エリアの端まで到達した際のボールの展開にある」と、最終的にサイドからゴールに迫る面に挙げた。
ただし、明確な守備の弱点もあるとして「最もダメージを与える攻撃の多くはサイドからだ。そこから、日本チームにとっての課題が浮かぶ。ペナルティーエリア内に入るクロスを守るのに苦しんでいる。実際、多くの失点はそのルートから生まれている。したがって、リーベルは浦和のサイドの弱点を最大限に活用し、攻撃を仕掛ける必要がある。セットプレーでも守備に苦労しており、自陣でボールを失うことが多いため、守備面では脆弱なチームだ」とされた。
スコルジャ監督が率いる浦和は、手堅いサッカーが特色の守備面に長所を持つと国内では評価されることが多いが、アルゼンチンでの分析では明確な弱点があるチームとされている。アメリカ入りした事前合宿の中で、浦和はこうした弱点を修正して初戦に臨むことができるだろうか。
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掲載元:FOOTBALL ZONE/フットボールゾーンFOOTBALL ZONE/フットボールゾーン
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