
現在24歳の横田は2018年に川崎フロンターレU-18から、ドイツ1部フランクフルトのU-19チームに入団。同国カールツァイス・イェーナのBチームでプレーしたのち、21年よりラトビアのヴァルミエラFCへ移籍する。23年からはポーランド1部グールニク・ザブジェ、24年1月にベルギー1部KAAヘントへとステップアップ。今夏よりカイザースラウテルンにレンタル移籍中だ。
移籍後は怪我もあり出遅れたものの、フル出場となった第9節パーダーボルン戦でアシストをマーク。10月26日のデュッセルドルフ戦では、大きな存在感を発揮する。まずは前半14分、FWダニエル・ハンスリックの先制弾をお膳立て。その後は首位を走るデュッセルドルフと得点の取り合いに。1-2で迎えた後半12分、横田が鮮烈な一発を披露する。
ペナルティーエリア右角あたりでボールを受けた横田が、そのまま相手に対峙しカットイン。守備陣2人を巧みに翻弄し、左足で豪快なシュートをゴール左上に突き刺した。伸びるようなボールの軌道を描いた得点は、横田の移籍後初ゴール。これで勢いに乗ったカイザースラウテルンは、4-3と点の取り合いを制して敵地での大きな1勝を手にしている。
クラブ公式サイトでは横田の一発を「素晴らしいロングシュート」と評し、英衛星放送「スカイ・スポーツ」も「約16メートルからゴール隅にシュートを決めた」と報道。またドイツ紙「ビルト」は「横田が素晴らしいアシスト。まるでアリエン・ロッベンのようなゴールで2-2とした」と、この日の活躍に言及している。初得点はカットイン弾を得意とした元オランダ代表FWアリエン・ロッベンに例えられる賞賛ぶりだった。
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