イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、プレミアリーグ挑戦1年目でここまで14試合に出場して4ゴール1アシストを記録している。独特なリズムのドリブルで相手の守備網を切り裂き、ファンの心を掴んでいるが、ブライトンファン10人が三笘の昨季所属であるベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ(ユニオンSG)を現地観戦すべくベルギーへ遠征したという。
 三笘は2021年夏に川崎フロンターレからブライトンへ完全移籍。その後、ベルギーのユニオンSGへレンタルとなり、主力の1人として公式戦29試合に出場して8ゴール4アシストを記録した。
 今季はブライトンに復帰となり、昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)はスタメンの座をがっちりとキープしているが、“三笘効果”はブライトンファンにも普及しているという。
 ベルギーの日刊紙「La Dernière Heure」が、「ブライトンのファン10人がはるばるブリュッセルまでやってきて、ユニオンSGがルーベンに勝利するのを見届ける」と見出しを打って特集。記事によれば、現地時間1月21日にベルギーのブリュッセルで行われたリーグ第22節ユニオンSG対ルーベン戦(1-0)をブライトンファンが現地観戦したという。
 ブライトンとユニオンSGは共通のオーナーが所有する姉妹クラブだが、ブライトンファンは「ブライトンのファンにとって、ユニオン(SG)はマストだ!」「ずっと来たいと思っていた」「三笘に感謝だ!」と語ったと伝えられており、三笘の存在が両クラブをつなぐ“架け橋”となっている。


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