
バルセロナの下部組織「ラ・マシア」出身の久保にとって、敵地カンプ・ノウに乗り込んでの“古巣”との一戦は、3試合連続のベンチスタートとなった。
前半で4失点を喫したビジャレアルはリズムをつかめないなか、後半29分にナイジェリア代表MFサムエル・チュクウェゼに代えて久保を投入。そのまま右サイドハーフに入ると、4点差をつけられた状況だったものの、後半30分に右サイドをドリブル突破してラストパス、終了間際にはDFジョルディ・アルバとの1対1からカットインシュートを放つなど、見せ場を作った。
リーガ・エスパニョーラ公式ツイッターは、「彼は我々にカンプ・ノウで20分の魔法を与えた……。クボがスタメンであるべきだと思うならRT(リツイート)!」と投稿。370件以上のリツイートがされ、「久保はチームの半分の選手よりもいい。スタメンの必要がある」といったコメントが寄せられた一方で、同じくラ・マシア出身であるバルセロナのスペイン代表FWアンス・ファティがこの日2ゴールを記録したため、「ファティが2ゴールとPKを獲得したはず」「なぜ久保を引き合いに出す?」などと、バルサファンと思われる人物たちから厳しい声も上がっている。
開幕3試合連続ベンチスタートは久保にとって悔しい状況ながら、9月30日アラベス戦、10月3日アトレティコ・マドリード戦と連戦が続くため、ローテーションによりスタメン起用のチャンスも回ってくるかもしれない。
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掲載元:Football ZONE WEB/フットボールゾーンウェブFootball ZONE WEB/フットボールゾーンウェブ
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