
長谷部はロシア・ワールドカップ(W杯)後に日本代表からの引退を表明。所属するフランクフルトでのプレーに専念する予定だったが、恩師ニコ・コバチ監督の退団が長谷部にとってポジティブではない影響をもたらしているようだ。
長谷部は2014年にフランクフルトに加入。1年目こそシーズンを通してボランチを務めたが、2015-16シーズンは本職ではない右サイドバック(SB)での起用が増加した。しかし、16年にコバチ監督が就任して3バックを導入するとリベロに抜擢。戦術理解度の高さとユーティリティー性を発揮し、信頼を勝ち取った。
そのコバチ監督がバイエルンへ引き抜かれ、今季からアドルフ・ヒュッター監督が就任。すぐさま4バックシステムを採用し、長谷部の出場機会が激減している。リーグ戦でベンチ外が続くなか、英サッカーサイト「90min」ドイツ語版は「ハセベの不遇、新たなポジションの模索中」と特集を組み、苦境の時期を過ごす現状を伝えている。
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