スペイン1部FCバルセロナは、現地時間3月19日のラ・リーガ第26節でレアル・マドリードとの伝統の一戦“エル・クラシコ”に臨むなか、エル・クラシコ限定のホームユニフォームを発表。人気女性歌手の最新アルバムのロゴがあしらわれたデザインで、既存ユニフォームの約4倍となる価格350ポンド(約5万5000円)に批判の声が上がっていると英紙「ザ・サン」が伝えた。
 現在、バルセロナがラ・リーガ首位(勝ち点65)に立つなか、19日に2位レアル(勝ち点56)とホームで激突する。勝てば優勝に近づく一戦を控えたバルセロナは、先日スポティファイと2億3700万ポンド(約378億円)のパートナーシップを結んだ一環として、エル・クラシコ用の新ユニフォームを発表した。
「新しいホームキットを発表…しかし、ファンには信じられないほどの金額」と報じたのは「ザ・サン」紙だ。伝統的なクラブカラーのアスルグラナ(紺とエンジ)は同様ながら、ユニフォーム胸部にカタルーニャの人気女性歌手ロザリアの最新アルバムのロゴとなる蝶があしらわれている。ロザリアの楽曲がスポティファイで初めてストリーミング数500億回を超える記録を打ち立て、その快挙を祝う形で蝶のロゴをユニフォームに加えることになったという。
 しかし、記事では「バルセロナのサポーターは、この限定版ユニフォームがいくらになるかを聞くと、暗い部屋に座っていたいと思うかもしれない」と言及。既存ユニフォームを大きく上回る350ポンドという価格がファンの不評を買っていると指摘した。
 また韓国のスポーツ・芸能総合サイト「マイデイリー」も注目し、「衝撃的なデザイン」「価格も驚くべき水準」と報道。ファンから「これが400ユーロ?」「恥ずかしいユニフォーム」などの声が上がっているようだ。


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