イングランド1部アーセナルのキャプテン、ノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールが“プレミアリーグ最高のMF”と称賛を集めている。
 ミケル・アルテタ監督の下、若手中心のチームでプレミアリーグ首位に立つアーセナルを支えているウーデゴール。スペイン1部レアル・マドリードからレンタル移籍を繰り返すなど一時期は所属クラブを転々としていた24歳は、2021年にアーセナルに加入して以来、“ガナーズ”に欠かせない存在となっている。
 キャプテンも務める今季はプレミアリーグ26試合で10得点7アシストをマーク。得点力にも磨きがかかり、キャリア初のリーグ戦二桁得点を達成した。
 そんなウーデゴールは今や“デ・ブライネ超え”の影響力を持っているとの評価を集めている。英紙「デイリー・ミラー」によれば、解説者の元イングランド代表MFジェイミー・レドナップ氏は、英衛星放送「スカイ・スポーツ」でこのノルウェー代表MFについて次のように語っていた。
「今、彼はナンバーワンだ。彼より優れた選手はいない。普通ならケビン・デ・ブライネがプレミアリーグに限らず、世界最高のMFだと言うところだが、今は違う。このところの彼は思うようにプレーできていない。他の偉大な選手もそうだったように、ウーデゴールがボールを持つとまるで時間が止まっているかのようだ」
 また、かつてアーセナルでプレーした元イングランド代表FWポール・マーソン氏も、ウーデゴールを現時点でプレミアリーグ最高のMFだと絶賛している。レドナップ氏と同様にデ・ブライネを比較に出して、次のように語っている。
「ウーデゴールはプレミアリーグ最高のMF。ケビン・デ・ブライネがマンチェスター・シティに及ぼした以上の影響をアーセナルに及ぼしている。ウーデゴールがナンバーワンであることに疑いはない。デ・ブライネより優れているとは言わないが、ウーデゴールはより大きなインパクトを残している」
 15歳でプロになり、ノルウェー代表デビューまで飾るなど“神童”として注目を集めた後は伸び悩んだ時期もあったウーデゴールだが、アーセナルで揺るぎない評価を確立した。


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