スペイン1部レアル・ソシエダは、3月12日にマジョルカとのアウェー戦に挑む。日本代表MF久保建英にとっては、かつてのレンタル先へ凱旋試合となるなか、マジョルカの韓国代表MFイ・ガンインとの“日韓対決”も注目される。両者の出会いのエピソードに再び脚光が当てられた。
 久保は2019年夏にJ1のFC東京からスペイン1部レアル・マドリードへ。同年にマジョルカへレンタルとなり約1年間プレーしている。その後ビジャレアル、ヘタフェへと期限付き移籍を繰り返し、21年夏にマジョルカへ2度目のレンタル。ここでも1シーズンプレーしたのち、22年7月からソシエダに完全移籍している。
 一方のイ・ガンインは21年夏に長年在籍したバレンシアからマジョルカへ完全移籍。当時在籍していた久保とチームメイトとなり、共に1シーズン戦った。イ・ガンインは現在もマジョルカの一員として活躍している。
 そんな2人が12日にマジョルカのホームスタジアムで再会する。マジョルカ日本語版公式ツイッターでは、2人の出会いをそれぞれが回顧した過去のインタビュー動画を公開。初めて顔を合わせたのは、マジョルカ時代よりずっと前の幼少期に遡る。
 久保は当時を振り返り「大会の関係者が来て、『男の子と写真を撮ってあげて』と言われて、そこでカンに初めて出会ったことを覚えています」と語った。イ・ガンインは「グラナダで開催されたブルネテ大会の試合前で、写真を一緒に撮るチャンスだったんです」と同じ場面を思い浮かべている。
 また、久保は「私とは別の同年代のアジア人が1部のチームにいるなんて知らなかったし、とても驚きましたね。その後仲良くなっていきました」とすぐに打ち解けたよを幼少期の当時を回顧。マジョルカで同僚になった際、イ・ガンインは「彼とはとても仲が良くて、ずっと一緒にいました」と行動を共にしていたことも話している。
 マジョルカでは良い関係値を築いていた2人。ファンからも「仲良し」「大好きなコンビ」「また一緒にプレーしてほしい」などコメントが寄せられた。久々の再会となる2人は、それぞれどんなプレーで楽しませてくれるだろうか。


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