三笘は直近の公式戦6試合で4ゴールと好調を維持。ボーンマス戦も左サイドで先発出場したが、降格圏内の19位に位置するボーンマスを相手に拮抗した試合展開となる。お互いにチャンスを迎えるもスコアが動かないまま試合が推移するなか、三笘も後半41分に左サイドを突破してペナルティーエリア左からシュートを放つビッグチャンスを迎えたものの、相手GKに決定機を阻止されてしまう。
しかし、0-0で迎えた後半42分、三笘が再び決定的な仕事をやってのける。左サイドからのクロスに対し、ペナルティーエリアに入り込んだ三笘がニアでヘディングを合わせると、相手GKに触れられたものの、ボールはゴール左のネットを揺らした。
試合はそのまま1-0で終了。ブライトン地元メディア「Sussex Live」はボーンマス戦に出場した選手を「10点」満点で採点。決勝弾をマークした三笘に対してはチーム最高点タイとなる「8点」を付け、「ボーンマスが彼に対して攻撃ができないエリアから圧力をかけていたため、試合の序盤は蚊帳の外へと追いやられていたが、後半が進むにつれ、あらゆるチャンスで相手に問題を引き起こすことができていた。この男が最も重要な瞬間を生み出したのは、素晴らしいヘディングの流し打ちで勝利に導いた場面だった」と評価している。
この日のゴールで、三笘は直近の公式戦7試合で5ゴールを記録。ブライトンで最も欠かせない存在となっているだけでなく、今やプレミアリーグで最も輝きを放つ選手の1人となっている。
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