
三笘は今季、ベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズへのレンタル移籍からブライトンへ復帰すると、プレミア初挑戦ながらも堂々たるパフォーマンスを披露。1月29日に行われたリバプールとのFAカップ4回戦では、高技術による決勝ゴールを奪い、話題をさらった。
直近の公式戦6戦4発とその勢いは凄まじく、リバプール戦後には三笘に対して「1億ポンド(約160億円)の価値がある」といった現地ファンの声も飛び出すほど評価がアップ。2021年の夏に、J1川崎フロンターレから2.5万ポンド(約4億円)という格安移籍金でブライトンに加入した事実には、驚きの反応が見られるようになった。
そんななか、オーストラリアのスポーツ専門局「Optus Sport」も「今季ベストバリューサイン」と題して三笘の価値に注目。プレミアリーグを席巻するほどの活躍ぶりを踏まえ、「今にして思えば三笘の2.5万ポンドは破格だ。移籍市場におけるブライトンの賢さがさらに証明された」と、金額の低さに触れている。
記事では「正当な対価を得られないでいる」として、日本クラブによる移籍市場での「未熟さ」にも言及。安価な移籍金により欧州進出を果たす日本人選手が増える一方、“安売り”による海外移籍の実態にも目が向けられ「扱い方を再構築できないでいる」とも指摘している。
三笘に関しては現在の活躍がこのまま続けば、来季に向けた夏の移籍市場で注目株になるのは必至。プレミアリーグのビッグクラブ入りも期待が寄せられるなかで、記事では「アメックス・スタジアム(ブライトンの本拠地)から移動する際に、10倍にして返してくれるだろう」と、ステップアップ移籍に対する見解を示した。
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