イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、直近の公式戦6戦4発の活躍ぶりで、現地での評価が飛躍的に上昇している。そんななか、英メディアは今季プレミアリーグでのスタッツに注目。同リーグ唯一だという数値を紹介し、「彼ほどの選手はいない」と脱帽の声を上げている。
 三笘は今季、ベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズへのレンタル移籍からブライトンへ復帰すると、プレミア初挑戦ながらも堂々たるパフォーマンスを披露。1月29日に行われたリバプールとのFAカップ4回戦では、高技術による決勝ゴールを奪い、話題をさらった。
 直近の公式戦6戦4発とその勢いは凄まじく、そのテクニックに注目が寄せられている。FAカップのリバプール戦では、空中でボールを浮かせながらフェイントを入れる技あり弾に加え、イングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドを翻弄する突破で見せ場を作り、その反響はいまだ冷め止まない。
 得点だけでなく、チャンスメイクにも大きく関わっていることを証明しようと、英衛星放送「スカイ・スポーツ」は「カオル・ミトマの衝撃」と題し、今季のプレミアリーグで記録した5つのデータに注目。90分あたりのドリブル数やオープンプレーからの得点などに焦点が当てられた。
 三笘のスタッツを見ると90分あたりのオープンプレーからの得点数(0.48)で7位、アシスト期待値(0.26)で5位となっている。記事によると、この2つのスタッツでトップ10入りしているのは三笘だけだといい、「言い換えれば、彼ほどの定期的に得点し、アシストしている選手はいない」と伝えられた。
 卓越したテクニックを駆使した活躍ぶりから、今やプレミアリーグのビッグクラブ入りも期待される三笘。スター揃いの世界最高峰リーグでも突出した存在であるのはデータからも証明されている。


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