
三笘は21日に行われたプレミアリーグ第21節のレスター・シティ戦で鮮烈なミドルシュートをマークするなど、好調をキープしたなかでリバプール戦の先発を飾った。14日に行われた第20節で対戦したばかりの両チームだが、その際はブライトンがリバプールを相手に3-0の圧勝。しかし、この試合では前半30分、カウンターの場面からMFハーヴェイ・エリオットがゴールを奪い、リバプールに先制点を奪われる。
それでも前半39分、CKのこぼれ球に反応したDFタリック・ランプティがミドルシュートを放つと、これがDFルイス・ダンクに当たって軌道が変化。GKの逆を突く形でネットを揺らした。その後は一進一退の展開が続くなか、1-1で迎えた後半アディショナルタイム、三笘がスタジアムに歓喜を呼び込む。
セットプレーの場面でMFパスカル・グロスからのロングパスを受けたMFペルビス・エストゥピニャンが左サイドからクロス。ファーで受けた三笘は右足でボールを浮かせてDFジョー・ゴメスをかわすと、空中でのダブルタッチから右足で放ったシュートがゴール上のネットに突き刺さり、土壇場で逆転ゴールをマーク。歓喜の雄叫びを上げた三笘にチームメイトが駆け寄って祝福した。
試合後、英紙「デイリー・エクスプレス」はこの日、リバプールで主将を務めたロバートソンのコメントを紹介。決勝弾をマークした三笘に対しては「我々の陣内で彼は素晴らしかった。僕が彼を追う役割じゃなくてよかった」と、三笘とマッチアップする立場ではなかったことに本音を吐露した。
逆サイドのイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドは、対峙した三笘に幾度となく突破を許し、翻弄されることになったが、世界最高の左サイドバックの1人として数えられているロバートソンも、三笘が示したパフォーマンスに脱帽した様子だった。
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