イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は今季、初挑戦のプレミアリーグでここまでリーグ戦14試合に出場して4ゴール1アシストを記録している。世界最高峰のリーグで活躍する日本人アタッカーを、香港紙「頭条日報」が「うさぎのように動く三笘薫」と取り上げている。
 三笘は2021年夏に川崎フロンターレからブライトンへ完全移籍。その後、ベルギー1部ユニオンSGへレンタルとなり、主力の1人として公式戦29試合に出場して8ゴール4アシストを記録した。
 今季はブライトンに復帰し、序盤戦こそベンチスタートだったが、カタール・ワールドカップ(W杯)後はスタメン出場が増えている。
 香港紙「頭条日報」は、三笘が川崎ユースからトップ昇格の打診を断って筑波大へ進学し、大学在籍時に川崎の特別指定選手として登録され、2019年にはカップ戦でプロリーグデビューを果たしたこと、頭にGoProカメラを取り付け、動きを記録し、どのような動きで相手を抜き去ることができるかを検証していたことなどを紹介したうえで、香港でも三笘のように文武両道の選手を育てることを推奨している。
「香港には才能のある10代や若手が不足しているわけではない。しかし、学業を最優先する社会環境では、その才能を無駄にすることも少なくない。最終的に、学業とサッカーのどちらかしか選べない。しかし、三笘の存在は勉強とスポーツは共存でき、補完し合い、人生のより高みへの道を切り開くことができることを証明している」
 香港メディアは三笘のような存在の台頭に羨望の眼差しを向けていた。


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掲載元:FOOTBALL ZONE/フットボールゾーンFOOTBALL ZONE/フットボールゾーン
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