浦和レッズの日本代表DF酒井宏樹は、沖縄県でトレーニングキャンプを実施中の1月21日に行われた沖縄国際大とのトレーニングマッチに出場し、右サイドからの攻撃参加で2アシストを記録した。浦和でのプレーについて、「ホームで負けない、優勝争いをするのは大前提で、リーグの中で圧倒的な力を示したい」と話している。
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 右サイドバック(SB)で出場した酒井は、開始5分で敵陣深くに侵入すると、相手と競り合いながらもペナルティーエリア内でボールをものにしてラストパス。これをMF大久保智明が押し込んだ。また、9分には大きなサイドチェンジを受けると中央の状況を見極めてアーリークロス。ゴール前に入る大久保にピタリと合うアシストで、攻撃的な部分での数字を残した。
 酒井は2021年夏に欧州9シーズンをプレーしたのちに浦和へ加入。昨年11月から12月に開催されたカタール・ワールドカップ(W杯)では日本代表としてプレーした。ドイツ代表に2-1で勝利したグループリーグ初戦でプレーしたものの、その後に負傷を挟んでベスト16のクロアチア代表戦で途中出場もPK戦により敗退と、悔しさも残った。
 欧州でプレーする選手にとってはシーズンの合間にW杯を戦う形になったが、酒井にとっては2018年に経験しているシーズン終了後にW杯を戦い、オフを挟んで新シーズンに向かうという流れになる。それだけに「ヨーロッパの時と変わらず、気持ちの切り替えはできている。なにぶん、W杯では成し遂げていないし、負けている。そこに関して、燃え尽きているようなことはない。しっかり切り替えて、自分のやれることをやるだけ」と、メンタル的な準備も整った状態でシーズンをスタートしている。
 今季はマチェイ・スコルジャ新監督が就任した浦和だが、ハイプレス、ハイラインを標榜するというワードが出てくるなかでも、昨季まで率いたリカルド・ロドリゲス監督時代に培ったものを生かすことが重要だと考える酒井は「リカが残してくれたものを、新しい監督の下で融合していくのが大事だと思う。今までのものを切って新しいものにいくのでは何も変わらない。今までのもの、自分のため、自分たちのためになったというところから新しい監督の下でチャレンジしていくのが大事だと思う」と語った。
 フランス1部の名門マルセイユでプレーした経験も持つ酒井は、3シーズン目となる浦和でのプレーについて「ホームで負けない、優勝争いをするのは大前提で、リーグの中で圧倒的な力を示したい。そこは僕の望んでいるチームの理想像であり、リーグでの立ち位置だと思う。(対戦相手が)浦和を相手に普通にプレーするようでは、僕としては悔しい。相手が浦和になったことで自然とミスが起こるような存在、若い選手や下のカテゴリーの選手たちが浦和を目指すようにならないといけない。現段階では少し遠いけど、ヨーロッパではそういうチームがリーグに1つある。そこを目指していきたい」と、力を込めていた。


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