スペイン1部レアル・マドリードは現地時間1月15日、サウジアラビアで開催されたスペイン・スーパーカップ決勝でバルセロナと対戦し1-3で敗れた。“クラシコ敗戦”で非難の声が高まり今後の戦いを不安視されるなか、イタリア1部ユベントスのエースFWから“逆オファー”を受けているという。スペインのニュースメディア「Fichajes.net」が報じている。
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 スーパーカップ決勝を落とし今シーズン6冠の可能性が潰えたレアル。この試合では後半アディショナルタイムにFWカリム・ベンゼマのゴールで一矢報いたものの、同23分までに3つのゴールを許すなどパフォーマンスの悪さが目立った。ライバルへの敗戦で早急な立て直しが求められる。
 そうした状況にあって気がかりなのは、選手への負担増加とチームマネジメントだろう。中盤やディフェンス陣に負傷者が続出しているのはもちろん、今シーズンはエースFWベンゼマが負傷で稼働率を低下させている状況は気がかりだ。得点力を落とさないためにも、クラブは神経を尖らせている。
「Fichajes.net」によると、そうした事情を見越して、ユベントスのセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホヴィッチがレアルに“逆オファー”を送ったという。
 ヴラホヴィッチは今シーズン、リーグ戦では10試合に出場し6ゴールを挙げているほか、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)でも5試合で1得点とコンスタントに結果を残している。ところが記事では、「ヴラホヴィッチとユベントスの関係が上手くいっていない」と指摘。両者は袂を分かつという選択肢を検討しているという。ユベントスもヴラホヴィッチ売却に前向きで、今回の“逆オファー”はそうした状況下で生まれたものだとしている。
 かねてからベンゼマの“後継者”が懸案事項となっているレアル。状況次第では今冬にストライカーの緊急補強に動くことはあるのだろうか。


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