カタール・ワールドカップ(W杯)も大会2日目に入り、伝統国が登場。イングランド代表がゴールラッシュを見せれば、オランダ代表は勝負強さを見せた。そして、アメリカ代表とウェールズ代表は今大会で初の引き分け。英雄の息子とウェールズが誇るスターがそれぞれゴールした。
■イングランド 6-2 イラングループB第1戦キックオフ:現地時間11月21日14時(日本時間21日20時)1-0 前半35分 ジュード・ベリンガム(イングランド)2-0 前半43分 ブカヨ・サカ(イングランド)3-0 前半AT1分 ラヒーム・スターリング(イングランド)4-0 後半17分 ブカヨ・サカ(イングランド)4-1 後半20分 メフディ・タレミ(イラン)5-1 後半26分 マーカス・ラッシュフォード(イングランド)6-1 後半45分 ジャック・グリーリッシュ(イングランド)6-2 後半AT13分 メフディ・タレミ(イラン)
 昨年の欧州選手権(EURO)で準優勝したイングランドと、アジア最終予選で堅守を誇ったイランの対戦だったが思わぬ大差がついた。イランは前半の早い時間にGKアリレザ・ベイランバンドが負傷交代に追い込まれる厳しさはあったが、それ以上にイングランドの攻撃力が鮮烈すぎた。19歳のMFジュード・ベリンガムが先制点を奪うと、ハーフタイム直前には連続ゴールで3-0に。後半もゴールラッシュを見せたイングランドが優勝候補として文句なしのスタートを切った。
■オランダ 2-0 セネガルグループA第1戦キックオフ:現地時間11月21日19時(日本時間22日1時)1-0 後半39分 コーディ・ガクポ(オランダ)2-0 後半AT9分 デイヴィ・クラーセン(オランダ)
 2大会ぶり出場の強豪オランダとアフリカ王者セネガルの一戦は、ここまで点差の開いたゲームが続いたなかでピリッとしたW杯らしい一戦になった。双方ともにゴールに迫る場面を作り、そしてセネガルはDFカリドゥ・クリバリ、オランダはDFフィルジル・ファン・ダイクといった世界屈指のセンターバック(CB)たちも厳しい守備を見せた。オランダは途中出場のFWメンフィス・デパイが試合の流れを変え、今大会でブレイク候補のFWコーディ・ガクポが先制点。試合終了間際にも1点を奪い、勝ち点3スタートを切った。
■アメリカ 1-1 ウェールズグループB第1戦キックオフ:現地時間11月21日22時(日本時間22日4時)1-0 前半36分 ティモシー・ウェア(アメリカ)1-1 後半37分 ガレス・ベイル(ウェールズ)
 特に前半はアメリカのポジショナルプレーがウェールズを凌駕し、右サイドを中心に前進しながらゴールへ迫った。そして前半36分にFWクリスティアン・プリシッチのアシストから、元リベリア代表の名ストライカーのジョージ・ウェア氏を父に持つFWティモシー・ウェアが先制ゴールを奪った。一方のウェールズは後半によりシンプルに圧力を掛けると、残り10分を切ったところでFWギャレス・ベイルが経験豊富な選手らしいPKの獲得。これを自ら蹴り込んで1-1の引き分けに持ち込んだ。
■グループA1位 オランダ 勝ち点3(得失点差+2)1位 エクアドル 勝ち点3(得失点差+2)3位 セネガル 勝ち点0(得失点差-2)3位 カタール 勝ち点0(得失点差-2)
■グループB1位 イングランド 勝ち点3(得失点差+4)2位 アメリカ 勝ち点1(得失点差±0)2位 ウェールズ 勝ち点1(得失点差±0)4位 イラン 勝ち点0(得失点差-4)
 グループAは前日の開幕戦でエクアドルが勝利した状態で迎え、1位通過を争うという前評判のオランダとセネガルが激突してオランダに軍配が上がった。この結果、セネガルは第2戦で迎えるエクアドル戦が大きな鍵を握ることになる。また、カタールに対して何点差をつけて勝利できるかの得失点差も突破に重要なファクターになりそうだ。試合内容を見ると明らかに力が落ちる感を見せたカタールは、次戦以降に意地を見せられるだろうか。
 グループBではイングランドが好スタートを切って力を見せた。アメリカは試合内容から見ればもったいない引き分けで、ポテンシャルの高さは十分に感じさせる。一方のウェールズはベイルやMFアーロン・ラムジーが大会が進行するなかでコンディションを維持できるか。また、イングランドが一強のグループになる場合は、敗戦した場合の得失点差も2位争いで重要な要素。その意味でイランは4点差をつけられたことが響いてしまうかもしれない。


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