2022年5月14日、ドイツ・ブンデスリーガ2021-2022年シーズン最終節のケルン戦。アディショナルタイムに劇的ヘディングシュートを決めてチームを降格から救ったMF遠藤航(29歳)は、VfBシュツットガルトの「レジェンド」となった。
 ことの重大さに気づいたのは、同チーム所属のDF伊藤洋輝(23歳)について話を聞こうと地元記者たちに電話をしてからだった。「伊藤もいいけど、遠藤の話は書いたの? シュツットガルトでは『LEG“ENDO”』って呼ばれているんだからさ」と諭され、「遠藤はもう聖人認定された」と聞き、教会の祭壇画の中でキリストを前に跪く、聖人姿の遠藤航を想像してしまった。
 これはただごとではない……ということで、同じくシュツットガルトのレジェンドであるギド・ブッフバルト氏(61歳)に電話をかけた。
ギド・ブッフバルト ©︎Getty Images

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掲載元:サッカー日本代表 - Number Web - ナンバー
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