アーセナルの黄金期を支え、イングランド代表としても活躍した名DFソル・キャンベル。2012年の引退後は指導者の道を歩み、2つのクラブで監督を務めた。現在はフリーの状況にあるソル・キャンベルが現役時代の秘話を明かすとともに、自身が目指す指導者像を語ってくれた。(翻訳:山中忍)
ユベントスと3年契約で合意も……――2006年7月のアーセナル退団は、その2カ月前に行われたCL決勝の結果に関係なく決定していたというのは本当ですか?
「本当さ。新スタジアム建設によるプレッシャーが、至る所で感じられる状況だった。クラブは収支にこだわらないわけにはいかず、その中でアーセンは、とにかくCL出場権を維持し続けなければならなかった。だから、身の振り方を考える選手は多かった。俺はシーズンが終わったところでイタリアに飛び、ユベントスと話をして3年契約で合意した。あとは契約書にサインするだけだったんだが、監督をしていたディディエ・デシャンから待ったがかったんだ。俺は、ユベントスがセリエBに降格したばかりでも行く気だった。海外リーグを経験する絶好のタイミングを逃したように思えてならない」
googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-1586832492163-0'); });

※海外サッカーのランキングをチェック♪

掲載元:海外サッカー - Number Web - ナンバー
URL:https://number.bunshun.jp/articles/-/851596