今夏、5年ぶりにブラジル代表に復帰したFWフッキは現在、ブラジルのアトレティコ・ミネイロで活躍を続けており、クラブはブラジル1部リーグで首位に走っている。35歳となった今も第一線で活躍するストライカーは、スペイン紙「AS」のインタビューに応じ、日本を離れた2008年にスペインからのオファーがあったことを明かしている。
 フッキは18歳だった05年に来日すると、川崎フロンターレ、コンサドーレ札幌、東京ヴェルディでプレー。Jリーグ通算102試合に出場して70得点を記録した。08年にはポルトガルのポルトへ移籍し、強靭なフィジカルと爆発的な左足のシュートを武器にレギュラーに定着する。09年からはブラジル代表にも招集され。2014年のブラジル・ワールドカップ(W杯)にも出場した。
 16年のコパ・アメリカ以降、ブラジル代表から離れていたフッキだが、アトレティコ・ミネイロでの活躍が評価され、今年9月にカタールW杯南米予選を戦うブラジル代表に招集され、ペルー戦(2-0)にも途中出場している。
 大きな成功を収めているフッキだが、日本を離れる際には、ポルトガルではなく、スペインからのオファーもあったことを明かした。
「2008年、僕がポルトに行った時、2つのオファーがあり、ポルトとアトレティコ・マドリードを選ぶことができた。あるエピソードがあったから、ポルトを選んだんだ。それは2001年か2002年にポルトガルに行った時、ポルトガルのビラノベンセというチームのドライバーが、ポルトの試合に招待してくれたんだ」
「UEFAカップか、チャンピオンズリーグの試合だった。アンタス・スタジアムに足を踏み入れた時、満員だったんだ。素晴らしくて、美しい舞台を見て、ドライバーを見て『いつか、ここでプレーして歴史を作るよ』と話したんだ。オファーが来た時、そのことを思い出したよ。僕が加入した時、スタジアムはエスタディオ・ド・ドラゴンになっていたけどね。でも、本当にポルトのユニフォームを着る機会を得られたんだ。アトレティコは、世界的にも知られたビッグクラブだったけど、そういう経緯でポルトを選んだんだ」
 数々の世界的なストライカーを輩出してきたアトレティコからも、オファーがあったことを明かしたフッキ。08年にスペイン行きを決断していたら、どのようなキャリアを歩んでいたのだろうか。


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