【戦力充実度】FW:★★★★★★★★★【9】MF:★★★★★★★★★【9】DF:★★★★★★★【7】GK:★★★★★★★★【8】※10段階評価
【主な新加入選手】MFエドゥアルド・カマヴィンガ(←スタッド・レンヌ)
DFダビド・アラバ(←バイエルン・ミュンヘン)
 最初から最後までパリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペを巡る噂で持ち切りだったが、22歳のストライカー獲得は実現しなかった。バイエルン・ミュンヘンを退団してフリーになったオーストリア代表DFダビド・アラバとの契約を早々に決めた後は静かなオフシーズンを過ごしていたが、移籍市場最終日にかねてから噂のあったU-21フランス代表MFエドゥアルド・カマヴィンガを6年間の長期契約で獲得した。
 さらにFWギャレス・ベイルがローンバックでトッテナムから復帰したが、今夏は選手の退団のほうがより大きなインパクトを残した。キャプテンのDFセルヒオ・ラモスが契約満了を迎え、PSGへ。さらにラモスとコンビで守備を支えたDFラファエル・ヴァランもマンチェスター・ユナイテッドへ移籍し、レギュラークラスのセンターバックを同時に失った。
 序盤戦はDFマルセロとDFフェルラン・メンディが負傷中の左サイドバックにアラバを配置し、昨季急成長を遂げたDFエデル・ミリトンとカンテラ出身のDFナチョがセンターバックで起用されている。ナチョが離脱した第3節ベティス戦(1-0)ではアラバをセンターバックに回し、20歳のDFミゲル・グティエレスが左サイドに入った。現状は限られたリソースのなかでのやりくりとなっているだけに、選手の復帰次第で4バックの顔ぶれがどのように変わるのか注目だ。守護神のGKティボー・クルトワがゴールマウスに君臨する安心感は昨季から一貫している。
 新加入の18歳MFカマヴィンガがどのように使われるのか未知数だが、中盤の3人のうち、アンカーとインサイドハーフの1枠はブラジル代表MFカゼミーロとウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデがそれぞれ定位置を確保。2人は今夏にクラブとの契約延長を果たした。MFトニ・クロースとMFルカ・モドリッチのベテラン2人が負傷を抱えている影響から、ここまではスペイン代表MFイスコも出番を手にしている。また、カルロ・アンチェロッティ監督は東京五輪にも出場したスペイン代表MFマルコ・アセンシオを、インサイドハーフで起用するプランも温めているようだ。負傷者の状態は気になるところだが、選手層の面では不安はない。
 ベイル、FWエデン・アザール、FWカリム・ベンゼマとワールドクラスが揃う前線では今季、ブラジル人FWヴィニシウス・ジュニオールが覚醒しつつある。開幕節のアラベス戦(4-1)で1得点、3-3のドローに終わった第2節レバンテ戦では2得点と猛アピールを続けている。ベイル、アザール、FWルカ・ヨビッチに関しては能力以前にコンディションの不安が常につきまとうだけに、好調ヴィニシウスやFWロドリゴも含めて上手くローテーションし、好循環を求めたいところだろう。


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