サッカー選手の市場価値を独自に算出しているドイツの移籍情報サイト「Transfermarkt」が9日、ブンデスリーガに所属する選手423人の最新の市場価値を公開した。日本人選手では、フランクフルトの日本代表MF鎌田大地が前回更新から900万ユーロ(約12億円)増の2500万ユーロ(約33億円)となり、これまで2000万ユーロ(約26億5000万円)で首位だったボローニャDF冨安健洋を抜いて日本人トップとなった。
 レンタル先のシント=トロイデン(ベルギー)から戻って2シーズン目となる今季の鎌田は、リーグ戦32試合に出場し、アシスト数ではFWトーマス・ミュラー(バイエルン・ミュンヘン)、MFフィリップ・コスティッチ(フランクフルト)に次いでリーグ3位となる12アシストを記録。5位でシーズンを終えたフランクフルトの攻撃を牽引する活躍を見せたことが、今回の市場価値の増加につながったようだ。
 一方、今季の活躍によってトッテナムやセビージャが鎌田の獲得に関心を持っているとの報道が、ドイツを中心とした海外メディアで報じられるようにもなっていることから、鎌田の今夏の去就はフランクフルトを巡る話題の一つとなっている。そうしたなか、フランクフルトの地元紙「Usinger Anzeiger」は、「ダイチ・カマダは本当にフランクフルトから出て行くつもりなのか?」と題した記事を掲載している。
 同紙は記事内で、「ポルトガル人ストライカーのFWアンドレ・シウバ、セルビア出身のアシスト王MFフィリップ・コスティッチは、他のクラブが関心を持つフランクフルトの主力として最初に名前が出てくる選手たちだ。しかし、ダイチ・カマダに関する評価は、彼らとは全く異なる。シウバやコスティッチはクラブが守ったり引き止めたりしようとする存在であり、2人はスポーツディレクターからチームの核心部分として評価されるだろう。その一方で鎌田の場合は多くのことが売却を前提として進む可能性がある。彼がいなくなることによるサポーターの痛みはそれほど大きくはなく、多額の移籍金によって十分に釣り合いの取れる程度の痛みとなるだろう」と条件次第でフランクフルトも鎌田の移籍を容認する可能性があると指摘している。
 そして鎌田がシウバやコスティッチほどの評価を得られていない理由として、以前から言われている鎌田の好不調の波を挙げている。また、同紙は「フランクフルトと鎌田との契約には、契約解除が可能になる金額が設定されていない」と、同選手を巡る契約の詳細についても触れている。


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掲載元:Football ZONE WEB/フットボールゾーンウェブFootball ZONE WEB/フットボールゾーンウェブ
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