レアル・マドリードのブラジル代表FWロドリゴが自身の公式ツイッターを更新し、12日に33歳の誕生日を迎えた同僚DFマルセロへの祝福メッセージとともに美技動画を公開すると、海外メディアで話題を呼んでいる。
 20歳のロドリゴは母国の名門サントスで頭角を現すと、2019年夏にレアルに加入。カスティージャ(Bチーム)登録ながら1年目からトップチームで活躍し、ブラジル代表にも招集された。今季は思うように出場機会を得られていないが、将来を嘱望されるアタッカーの1人であり、豊かな才能は誰もが認めるところだ。
 そんなロドリゴが12日、自身の公式ツイッターを更新。「誕生日おめでとう、マルセロ」と綴り、練習場で撮影された1本の動画を公開した。ゴールに向かって右サイドのゴールライン上に立ったロドリゴは、目の前に置かれたボールを右足のつま先で浮かせると、空中に上がった瞬間に右足甲へ乗せるような形でリフト。ボールとは逆の左方向へ体を回転させ、落ちてきたところを右足アウトサイドでスライスさせるように振り抜いた。ゴールライン上から放たれたボールは、アウト回転がかかりワンバウンドしてゴールマウス内に吸い込まれると、後方で見守っていたマルセロとハイタッチして抱き合った。
 この技は先日、パリ・サンジェルマンのブラジル代表FWネイマールが披露したテクニックと同じもの。ゴールへの距離はネイマールのほうが遠く、難易度が高かったとはいえ、シュートはポストに弾かれて失敗していただけに、ロドリゴに軍配が上がった格好だ。
 この美技動画に海外メディアも反応。スペイン紙「マルカ」が「純粋な魔法」と伝えれば、スペイン紙「AS」も「ライン上からスタートしたブラジル人は、ボールを上にフリックし、回転してから実質的に角度のない位置からボレーでボールを曲げた。20歳の驚愕スキル」と称賛している。
 名手マルセロの前でスキルの高さを披露したロドリゴ。日本代表MF久保建英と同じ2001年生まれである逸材アタッカーの、さらなる飛躍が期待される。


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掲載元:Football ZONE WEB/フットボールゾーンウェブFootball ZONE WEB/フットボールゾーンウェブ
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