J1リーグの徳島ヴォルティスは4日、リーグ第7節で清水エスパルスと対戦し、敵地で3-0と快勝。クラブ史上初めてJ1で2連勝を飾った。昇格組ながら暫定9位と健闘するなか、後半アディショナルタイムに生まれたFW垣田裕暉のヘディング弾に称賛の声が上がっている。
 前節で横浜FCに2-1と勝利し昇格後初勝利を収めた徳島は、IAIスタジアム日本平に乗り込み清水と対戦した今節も積極的なプレーを展開。前半28分にFW宮代大聖が先制点を叩き込むと、後半9分にMF岩尾憲がPKを沈めて2-0とリードを広げた。
 その後はホームの清水が反撃を試みるも、徳島が凌ぎながら迎えた後半アディショナルタイム2分だった。右サイドのハーフウェーライン付近でMF岸本武流がインターセプト。そのまま敵陣深くまで持ち上がると、ゴール前に鋭いクロスを供給。斜めに走り込んだ垣田が飛び込むと、ファーサイドへ巧みにすらすヘディングで合わせて鮮やかにネットを揺らし今季3ゴール目を奪った。
 この得点シーンをJリーグ公式ツイッターが公開すると、ファンが反応。「ドンピシャのクロス」「うますぎ」「完璧すぎるヘディング」「ピンポイントクロスすぎて美しい」「今節のベストゴール」といった声が上がっていた。鹿島から期限付き移籍中の23歳FW垣田は、昨季J2で42試合17得点とブレイクしチームのJ1昇格に貢献。今季も7試合3ゴールと得点源として着実に結果を残しており、今後のさらなる活躍に期待が高まる。


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