元イタリア代表の問題児として知られ、引退後はサッカー界のご意見番的なポジションになっているアントニオ・カッサーノ氏が、元イタリア代表FWクリスティアン・ヴィエリ氏のチャンネル「ボボTV」に出演。ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドには取り巻く問題があると語った。
 カッサーノ氏はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で敗退し、リーグ10連覇もかなり厳しい状況に陥ったユベントスについて、指導者経験のないところからいきなり監督に就任した元イタリア代表のレジェンドで、ユベントスOBのアンドレア・ピルロ監督については「責任は大きくない」と話している。
「昨年、ユベントスはここ数年で最も魅力的なサッカーをしてきた監督を解任した。だが、ロナウドという問題を抱えていた。ロナウドは常に問題として存在する。ユベントスはピルロのように“サッカーをする”監督を配置したい。だが、ロナウドを保有している。ユベントスは衰退期にあるチームだ。ロナウドは自分の記録のみを考える。ピルロは監督としてルーキーであり、ロナウドを管理する責任は与えられない」
 カッサーノ氏は昨季限りでマウリツィオ・サッリ監督を解任したクラブの判断に異議を唱えたうえで、チーム全体での戦術でサッカーを組み立てたい監督にとってのロナウドは、必ずしもポジティブな面ばかりではないと指摘している。
 そして、有望な若手の1人であるスウェーデン代表FWデヤン・クルゼフスキについては「ロナウドによってかなり制約を受けている」とも話した。カッサーノ氏にとっては、ロナウドの存在はユベントスにとって「問題」であるという認識を明確に持っているようだ。
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