バレンシアの韓国代表MFイ・ガンインは、現地時間20日のリーガ・エスパニョーラ第24節セルタ戦で決勝点を演出し、2-0の勝利に貢献した。今季4アシスト目を挙げたのに加え、華麗なテクニックの連続技で相手を翻弄する場面もあり、海外メディアは「誰が彼を止められる?」と注目している。
 熱戦となったバレンシアとセルタの対決は、後半19分にセルタのGKルベン・ブランコが一発退場となる、ホームのバレンシアは数的優位に立つ。それでもゴールを割れずにいたが、後半アディショナルタイムに2トップの一角で先発出場していたイ・ガンインの絶妙なスルーパスから、FWマヌ・バジェホが決勝点。終了間際にもFWケビン・ガメイロが追加点を奪い、バレンシアが2-0で勝利した。
 今季リーグ戦4アシスト目を挙げたイ・ガンインは、テクニックでも見せた。後半、自陣右サイドでボールを持ち、果敢にドリブル突破を敢行。待ち構えていたセルタのペルー代表MFレナト・タピア相手に左足の華麗なボール捌きで股を抜くと、さらに球際に飛び込むと同時に反転する“マルセイユ・ルーレット”で相手FWサンティ・ミナをあっさりとかわしてみせた。
 テレビチャンネル「Eleven Sports」公式インスタグラムは、プレー動画を公開するとともに、「誰が彼を止められる?」と称賛している。
 バレンシアとの契約延長が進まず、去就がフォーカスされがちだが、その実力がリーガでも通用することをプレーで証明している。


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掲載元:Football ZONE WEB/フットボールゾーンウェブFootball ZONE WEB/フットボールゾーンウェブ
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