アトレティコ・マドリードは今季開幕前、バルセロナで構想外となったウルグアイ代表FWルイス・スアレスを獲得。すぐにチームにフィットし、リーグ首位に立つクラブを牽引している。アトレティコのファンは、その活躍を元ヴィッセル神戸のスペイン代表FWダビド・ビジャに重ねているようだ。スペイン紙「マルカ」が報じている。
 移籍金ゼロでアトレティコに加入したスアレスは、リーグ戦18試合に出場して16得点を記録。契約内にはシーズン15得点を取った場合とシーズン20得点を取った場合に、ボーナスが支払われるという条項があるが、後者も十分に達成できる状況だ。
 スアレスが多くのゴールをもたらしていることもあり、アトレティコは現在リーガ・エスパニョーラで首位。しかも、2位レアル・マドリードとは、勝ち点差が「5」あるが、アトレティコは2試合消化が少なく、未消化の2試合で勝利した場合、勝ち点差は11ポイントまで開く。
 スアレスの活躍ぶりを受けて、スペインではダビド・ビジャのキャリアが思い起こされているという。「マルカ」紙は、「今シーズンのスアレスは、ダビド・ビジャがバルセロナからアトレティコ・マドリードに加入して、シメオネ監督の下でリーグ優勝を果たした2013年夏と比較される。ビジャはクラブにフィットし、得点を挙げ、18年ぶりのリーグ優勝に貢献した。だが、当初の3年契約を満了することなく、わずか1シーズンでニューヨークへ移籍した」と、振り返っている。
 得点数の条項のように、スアレスとアトレティコの契約にはいくつもの細かいものがあり、そのうちの一つは、6月末までであれば、移籍金ゼロでスアレスが他クラブに移籍することを認めるものだという。
 この条項を活用すれば、スアレスも1シーズンでアトレティコを離れることになるが、1シーズンで公式戦47試合に出場し、15得点を挙げたビジャと同じ道をたどることになるのだろうか。
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