レアル・マドリードは現地時間25日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)1次リーグの第4節でイタリアのインテルと対戦し、2-0で勝利した。この試合では、前半7分にベルギー代表FWエデン・アザールがCLで3年ぶりとなるゴールをPKで決めている。完全復活が期待されるアタッカーの試合後のコメントをレアル・マドリード専門メディア「DefensaCentral」が報じている。
 2019年夏に1億ユーロ(約122億円)の移籍金でチェルシーからレアルに加入したアザールだが、昨季は負傷が続き、稼働率は50%以下。今季も体重超過でチームに合流し、負傷もあって出遅れていた。
 この日、PKで先制点を挙げて2-0の勝利に貢献したアザールは、試合後の会見でスペイン語を披露。昨季までレアルに在籍していたウェールズ代表FWギャレス・ベイルは公の場でスペイン語を使わずに批判を浴びたが、チームに溶け込む姿勢を見せている。
 この試合を勝利したレアルは、グループ2位に浮上。アザールは「チームにとって良い試合だった。勝ち点3が最も重要だったが、残り2試合でもっと勝ち点が必要だ」と、語った。そして、自身の完全復活へ向けてのヒントも口にしている。
「得点を挙げることは、僕にとって重要なんだ。でも、それ以上に大事なのが勝利だ。試合に勝ち続けたいと思うし、それが僕の頭のなかにあることだよ。(100%になるために必要なことは)ピッチでもっと多くの時間をプレーし、試合をすることだ。それともう少しの自信だね。とにかくピッチに立って、プレーすることだ」
 昨季は起用したい時にも、アザールが負傷していて起用できなかったジネディーヌ・ジダン監督にとっても、この発言は朗報のはず。レアル加入2年目で、いよいよアザールが本領を発揮することになるだろうか。


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