バルセロナの象徴であるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは今夏、退団の意向を示しながらも最終的には残留し、バルサ愛を貫くことを決めた。ただしその中でもフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンの元代理人がメッシを皮肉るコメントを出し、それに対して反応している。
 きっかけとなったのはグリーズマンの元代理人エリック・オルハッツ氏が「フランス・フットボール」に「アントワーヌはメッシがすべてを支配するという深刻な中でクラブに加わった。彼は皇帝であり君主だった。アントワーヌの加入はお気に入りではなかった」など、メッシがグリーズマン加入を“歓迎していない”かのような印象があったと話している。
 これに対して反応したのはメッシだ。アルゼンチン代表でカタール・ワールドカップ(W杯)南米予選を戦い、バルセロナのエル・プラット空港に戻ってきたメッシは、エリック氏の主張に対して「僕はいつもすべての責任を負うことにうんざりしているんだ」と、空港に集まった記者に対して話している。また「それに加えて、15時間のフライト後、税務当局が僕を待っていたんだ。狂気じみているよ」と、脱税疑惑について問う税務局関係者がいることもぼやいている。
 バルサ残留を決めたメッシだが、チームの不調もあって雑音は今シーズンもとどまらない。マンチェスター・シティが1月の移籍市場で再び獲得に動くのではという報道もある中で、バルサは大エースのメンタルを適切に保つことはできるのだろうか。
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