日本代表は13日、国際親善試合でパナマ代表と対戦し、1-0で勝利した。リバプールのMF南野拓実が自ら獲得したPKを決めて決勝ゴールを奪い、英メディアは「決定的なPKで決勝弾を奪い、ミナミノがパナマ戦でヒーローに」と見出しを打って取り上げている。
 日本はパナマ戦で3-4-2-1システムを採用し、南野は最前線に配置された。相手守備陣の牙城を崩せずにいたが、0-0で迎えた後半16分、南野が状況を打開する。MF久保建英がペナルティーエリア手前までボールを運んでペナルティーエリア左へスルーパス。裏に抜け出した南野が相手GKに足を掛けられて転倒し、PKを獲得した。
 南野が自らPKのキッカーを務め、冷静に決め切ってこれが決勝ゴールとなったが、英サッカー情報サイト「CAUGHT OFFSIDE」は「決定的なPKで決勝弾を奪い、ミナミノがパナマ戦でヒーローに」と見出しを打ち、新たな背番号10の活躍にスポットライトを当てている。
 記事では「GKはPKで英雄になるチャンスがあることをわかっているので、どちらかの方向へ一気に飛び込む傾向にある。そのため、GKが軌道から外れている時間に真ん中に打ち込めば、成功率は高まる。南野にとってそれを狙ったプラン通りだったかは定かではないが、任務をしっかりと遂行した」と説明。リバプールでは出番の確保に苦しんでいる南野だが、代表では結果を残したことに注目していた。


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