バイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキが自身の公式インスタグラムを更新し、友人であるミュージシャンから手作りのバロンドールトロフィーを手渡される様子を公開。「最高のトロフィーだ」と反響を呼んでいる。
 レバンドフスキは昨季、例年以上のペースで得点を量産。歴代4位タイとなる34ゴールで3年連続リーグ得点王に輝き、MVPも獲得した。バイエルンが全勝優勝という歴史に残る記録を打ち立てたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)、そしてDFBポカールでも大会得点王となり、公式戦47試合55ゴールという大活躍を見せた。
 圧倒的な成績を残し、チームも各種タイトルを獲得。1年間で最も活躍した選手に贈られるバロンドールの最有力候補であることは間違いなかったが、新型コロナウイルスによるシーズンの延期や中止で公平性を欠くことから、2020年の選考は見送られることとなった。
 それでもレバンドフスキにバロンドールを与えるべきという声は根強く、バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲCEO(最高経営責任者)は「あれほど多くゴールを記録したことや獲得したタイトルを考えれば、どんな選手であってもこのバロンドールを受賞できたかもしれない」と語っていた。
 そんななか、レバンドフスキは自身の公式インスタグラムに1枚の写真を投稿。母国ポーランド出身で、友人でもあるミュージシャンの「Quebonafide」から“手作り”のバロンドールトロフィーを贈られ、笑顔を見せる姿を公開した。
 黄金の“本物”を模したトロフィーは黄色のトイブロックで作られ、中央には「FIFA BALLON D’OR」と文字まで入っている手の込みよう。コメント欄では「もらえなかったら作ってしまえばいいんだ!」「最高のトロフィーだ」という賛辞のほか、「あなたのシーズンだった」「本物こそふさわしい」と改めて不運にもバロンドール受賞がならなかったことを悔やむ声も寄せられていた。
 すべてを勝ち取りながらも、個人ではどうにもできない事情で受賞を逃したレバンドフスキ。記録には残らずとも、2019-20シーズンの活躍はファンに強烈なインパクトを残したことは間違いない。


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掲載元:Football ZONE WEB/フットボールゾーンウェブFootball ZONE WEB/フットボールゾーンウェブ
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