バルセロナは現地時間7日、リーガ・エスパニョーラ第9節でベティスと対戦し、5-2の快勝を収めた。途中出場のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは2得点を決めたが、後半37分に奪った強烈な一撃による2ゴール目を、英メディアは「ネットを突き破る寸前だった」と見出しを打って取り上げている。
 直近のリーグ戦4試合を2分2敗と低調なパフォーマンスとなっていたバルセロナは、ベティス戦では前半22分にフランス代表FWウスマン・デンベレの得点で先制に成功するも、同アディショナルタイムに同点弾を許してしまう。暗雲が立ち込めるなか、空気を一変させたのが途中出場のメッシだった。
 後半開始からFWアンス・ファティに代わってメッシが投入。すると後半4分、メッシのスルーからフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンがネットを揺らすと、2-1で迎えた同16分、相手選手のハンドで獲得したPKのキッカーを務めたメッシが冷静に決め、リードを広げる追加点を記録した。
 さらに後半37分、華麗なパスワークからメッシが2得点目を決める。右サイドでボールを受けたメッシがスペイン代表MFセルジ・ロベルトにつなぐと、相手守備陣の意表を突くヒールパスを受け、左足を一閃。ゴール右上に突き刺した。
 華麗なワンツーから叩き込んだ一撃に、英メディア「スポーツ・バイブル」は「メッシが度肝を抜くフィニッシュでネットを突き破る寸前だった」と見出しを打ち、「相手GKにとっては防ぐのにノーチャンスの一撃をネットの上に突き刺した」と説明。メッシにとっては流れのなかで決めた今季最初の得点となったが、世界から注目を集めていた。


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