イタリア・セリエAのサンプドリアに所属の日本代表DF吉田麻也は現地時間7日のセリエA第7節カリアリ戦にフル出場したが、チームは0-2で敗れた。勝利すれば暫定3位浮上というチャンスを逃したが、イタリアメディアの採点で吉田はスピードへの課題を指摘された。
 サンプドリアは前半40分にDFトマソ・アウジェッロが退場処分になったことで、試合の半分以上を10人で戦うことを強いられた。そうした中で後半に2失点して手痛い敗戦を喫し、今季のリーグ戦3敗目となった。
 吉田についてサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」は「5.5点」として「後半、ホームチームのスピードに苦しんだ」と、シンプルに課題を指摘されている。
 また、サッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」でも「5.5点」とされ「シメオネの前でインターセプトしたように、センターバックとしての強さがあるが、0-2とされた場面のナンデスのようにスピードで勝負されると困難に陥った」と、より具体的に長所と短所を指摘された。
 10月に行われた日本代表のオランダ遠征では安定したプレーを見せていた吉田だったが、11月のオーストリア遠征直前には明確に課題を指摘される試合になった。それでも、最終ライン全体の中では好プレーだったという評価でもあるだけに、日本代表の最終ラインでの落ち着いたプレーが期待される。


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掲載元:Football ZONE WEB/フットボールゾーンウェブFootball ZONE WEB/フットボールゾーンウェブ
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