リバプールは現地時間3日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)第3節でアタランタと対戦し、5-0の圧勝を収めた。好調のポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタは、先発出場でチームを勝利に導く3得点をマーク。英メディアも「CLで衝撃のハットトリックを記録」と注目を寄せている。
 今季のCLで連勝を飾っているリバプールは敵地でのアタランタ戦で、3トップには左ウイングにセネガル代表FWサディオ・マネ、右ウイングにエジプト代表FWモハメド・サラー、そして最前線には現在公式戦3試合連続ゴールと量産体勢に入っているジョッタが配置。今夏に加入したばかりのアタッカーが圧巻のパフォーマンスを披露する。
 前半16分、右サイドでイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドが長距離のスルーパスを供給すると、抜け出したジョッタが相手DFに体をぶつけられながらも冷静に左足のチップキックでネットを揺らした。さらに前半33分、最終ラインからのロングフィードをペナルティーエリア左で華麗なトラップを見せ、切り返してそのまま右足のボレーを叩き込んだ。締めくくりは後半9分、左サイドでマネのスルーパスに抜け出し、飛び出した相手GKを交わして無人のゴールに流し込んだ。
 英メディア「GIVE ME SPORT」は「CLで衝撃のハットトリックを記録」と見出しを打ち、「ジョッタは今夏最高の契約であることを証明している。リバプールの新たな攻撃的武器は有名な赤いユニフォームで快進撃を見せている。ポルトガルのスターはベルガモで制御不能な存在だった」と説明している。
 2ゴール目については「なんてゴールだ!」と驚きを示し、「ポルトガル人による完璧なハットトリックは圧倒的にスペシャルだ。この瞬間、誰がフィルミーノを求めた? 不動の先発としてのフィルミーノの時代はきっと終焉を迎える」と指摘。この日、3トップの中央で示した輝きはフィルミーノとの世代交代を浮き彫りとし、同ポジションを主戦場とする日本代表MF南野拓実にとっても厳しい現実を見せつける格好となった。


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