リバプールは現地時間24日のプレミアリーグ第6節シェフィールド・ユナイテッド戦で、2-1と勝利した。ユルゲン・クロップ監督は、決勝点を挙げたポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタを絶賛するとともに、ポジション争いの激化を示唆した。リバプール公式サイトが試合後の指揮官のコメントを報じている。
 この日のリバプールは、今シーズン未勝利のシェフィールド・ユナイテッドに前半8分にPKを与え、先制される苦しいスタートを切る。それでも、セネガル代表FWサディオ・マネ、エジプト代表FWモハメド・サラー、ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノ、そしてジョッタの4選手が最前線に並ぶような戦い方を見せ、同点ゴールを目指していった。
 前半41分、右サイドからのクロスをマネがヘディング。相手GKが弾いたこぼれ球をフィルミーノが詰めて、同点に追いつく。後半19分には、左サイドのマネのクロスをジョッタがヘッドで合わせて決勝ゴール。リバプールが苦しみながらも逆転勝利を収めた。
 この試合、南野は後半38分からフィルミーノとの交代でピッチに入ったが、先発した4選手、さらに南野とスイス代表MFジェルダン・シャキリを加えた6選手が、しばらくはリバプールの攻撃の選択肢となるとクロップ監督は話している。
「今夜の試合は4人全員が最前線でプレーした。そして、アムステルダム(で行われたCLのアヤックス戦)でシャキリがどれだけ良かったかは、みんなが分かっている。彼も(4人に)近いレベルにいる。タキ(南野)も近いレベルにあり、これはチームの助けとなっている。これが現時点での攻撃陣のオプションであり、長らくこのままになるだろう」
 また、この試合で先発したジョッタについて、「彼は今も適応している最中だ。今回、私たちが取り組んだことの多くは、彼にとって当たり前のことではない。けれども、それは(昨季まで所属していた)ウルブス(ウォルバーハンプトン)が変わった戦い方をしているからだ。でも、彼がウルブスで見せていたプレーのほとんどは、私たちが彼に求めていたものだった」と賛辞を送った。
 この日は得点に絡めなかった南野だが、しっかりとクロップ監督の頭の中には、使い方のイメージができているはず。今後の起用法に注目が集まる。
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掲載元:Football ZONE WEB/フットボールゾーンウェブFootball ZONE WEB/フットボールゾーンウェブ
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