ポルトガルサッカー連盟(FPF)は現地時間13日、FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)が新型コロナウイルスで陽性反応が出たことを発表。海外メディアは「ロナウドはラモスとヴァランと接触しているため、レアルは警戒状態に」と警鐘を鳴らしている。
 ロナウドは11日、UEFAネーションズリーグ予選第3節のフランス戦(0-0)で先発フル出場。14日には第4節スウェーデン戦を控えるなか、ロナウドの新型コロナウイルス陽性反応が発覚した。ロナウドは無症状で、すでにポルトガル代表活動から離脱して隔離生活に入っているという。
 サッカー界のスーパースターの感染は大きなニュースとなったが、ポルトガル紙「レコルド」は「ロナウドはラモスとヴァランと接触しているため、レアルは警戒状態に」と見出しを打って特集。代表ウィークでロナウドがレアルの複数人の選手と接触していたことに触れ、レアルのチーム内で感染が拡大する可能性を危惧している。
 ロナウドは7日に行われた国際親善試合スペイン戦(0-0)でも先発を飾ったが、レアル時代に同僚だったスペイン代表DFセルヒオ・ラモスと再会し、試合後には仲睦まじい様子で写真撮影を行なっていた。また、フランス戦後にも元同僚のフランス代表DFラファエル・ヴァランと肩を組んで談笑する姿が見られていた。
 フランス代表にはレアルDFフェルランド・メンディも帯同しているため、ロナウドはレアルの3選手と接触していたことになり、記事では「ロナウドの陽性反応は、レアルへの警鐘を意味する」と指摘している。
 来週には代表メンバーが各クラブに戻ることになるが、再び感染拡大とならないことを祈るばかりだ。


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掲載元:Football ZONE WEB/フットボールゾーンウェブFootball ZONE WEB/フットボールゾーンウェブ
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