日本代表MF久保建英(ビジャレアル)は、現地時間9日に行われた国際親善試合コートジボワール戦でベンチスタートとなり、後半20分から途中出場した。スペインメディアは「クボは日本代表でも適応期にある」と取り上げている。
 新型コロナウイルスの影響もあり、日本代表はJリーグ組を招集せずに“オール海外組”でオランダ遠征に臨んだなか、久保はベンチスタートとなる。後半20分からピッチに立つと、アディショナルタイムにはペナルティーエリア外右で得た直接FKのキッカーを任され、左足を一閃。鋭いシュートがクロスバー付近に飛んだが、相手GKファブリス・オンドアの好セーブに阻まれてゴールはならず、タイムアップを迎えた。
 スペイン地元紙「スーパー・デポルテ」は「クボは日本代表でも適応期にある」と見出しを打ち、「この日本人には多大な期待が寄せられているが、プロセスは着実に進めなければならない」と、日本代表においても地盤を固める時期にあると主張している。
「久保はカメルーン戦でスタメンでなく、ベンチから出番を待つことになった。これは、ビジャレアルでの出場機会の少なさが直接関与してくる、驚くべき決定だった」
 今季レアル・マドリードからビジャレアルに期限付き移籍している久保だが、開幕から5試合連続でベンチスタートとなり、出場時間はわずか54分間にとどまっている。クラブでの現状も代表に影響している可能性はあるが、果たして13日のコートジボワール戦ではどのような起用法となるのだろうか。


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