ブンデスリーガ1部ビーレフェルトの日本代表MF堂安律は今季、PSVから期限付き移籍で加入してドイツ挑戦1年目のシーズンを戦っている。ドイツ誌「キッカー」はそんな堂安の現状に注目。本人のコメントを紹介しつつ、特集記事を組んでいる。
 堂安は2017年夏にガンバ大阪からオランダ1部フローニンゲンに移籍。19年夏には同リーグの強豪PSVに挑戦の場を移した。21試合3得点の成績を残し、今季からは期限付き移籍でビーレフェルトに加入している。
 現地時間19日のリーグ開幕戦では、元日本代表MF長谷部誠と日本代表MF鎌田大地の所属するフランクフルトと対戦。堂安は先発出場して後半28分までプレーし、チームは1-1で引き分けた。
 ブンデスリーガでの“デビュー”を終えた堂安に「キッカー」誌は注目。「リツ・ドウアンのデビュー戦は順調に終わった。しかし、アイントホーフェンから来た日本人はまだ改善の余地があると考えている」と綴り、現状と今後への展望を特集した。
 記事では、「とてもエキサイティングで、タフなゲームでした。僕たちは良い試合をしましたし、勝ち点1に値しました。次の試合では勝ち点3を取りたいと思います」とフランクフルト戦を振り返る堂安のコメントを紹介。さらに「ビーレフェルトで良い状態になっていきたい」という意気込みにも触れたうえで、次のように記している。
「すでに(堂安は)第一歩を踏み出した。彼自身にも、そしてビーレフェルトにとっても改善の余地はあるが、ニューカマーが持つ意外性のあるプレーと個人能力、それらが実現する攻撃的なゲームは、期待を抱かせるものになるはずだ」
 昇格組のビーレフェルトで、堂安は攻撃の中心的存在として大きな期待を懸けられている。



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