ドイツ代表FWティモ・ヴェルナーは、今夏の移籍市場でリバプールへの移籍が報じられてきた。しかし、最終的にチェルシーへ移籍。現地時間20日に行われるプレミアリーグ第2節での両チームの対戦を前に、ヴェルナーがリバプール移籍に至らなかった理由を説明している。英紙「メトロ」が報じた。
 昨シーズンのブンデスリーガで28得点を挙げて得点ランキング2位となったヴェルナーは、新天地チェルシーでも開幕戦から存在感を示した。ブライトン戦の前半23分、スピードに乗ったドリブルでペナルティーエリア内で仕掛け、相手GKに倒されてPKを獲得。その後も攻撃を牽引し、チームの3-1の勝利に貢献した。
 20日に行われる第2節では、昨季王者リバプールとの大一番を迎える。この試合を前にヴェルナーは、今夏にリバプールを含む複数クラブから関心を寄せられたなかで、チェルシーに移籍した理由を説明した。
「ライプツィヒを離れると決めた時、他のクラブからもオファーがあった。チェルシー以外にも交渉したクラブはあったけれど、あまり多くのことを話したくはない。最終的に僕はチェルシーを選んだのだからね。リバプールからも話はあった。彼らは素晴らしいチームであり、もしかしたら僕のスタイルに合っていたかもしれない。でも、最終的にチェルシーを選んだ。なぜなら、それが最高の決断だと感じたからだ。サッカーのスタイルだけではなく、彼らが示してくれたビジョンに惹かれたんだ」
 ヴェルナーは、開幕戦でPKを獲得した際に、打撲したと報じられている。だが、本人は2試合連続出場に強い意欲を持っているようだ。
「試合が楽しみだ。プレミアリーグには素晴らしいクラブが多くある。でも、リバプールは世界でも有数のクラブだ。彼らは昨季のリーグ戦を制し、そのままのチームで戦っている。彼らは昨季よりも強くなっているだろう。僕たちがどこまでいけるかを測る意味でも、良いチャレンジになるよ」
 チェルシーはヴェルナーの獲得に向けて、4750万ポンド(約64億円)を支払ったとされる。リバプールは、この金額を支払えなかったと報じられているが、この移籍金に見合うだけの選手かが、この一戦で問われることになりそうだ。
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掲載元:Football ZONE WEB/フットボールゾーンウェブFootball ZONE WEB/フットボールゾーンウェブ
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