ビジャレアルの日本代表MF久保建英は現地時間13日、リーガ・エスパニョーラ開幕戦でFW岡崎慎司が所属するウエスカと対戦し、後半32分から途中出場した。注目の”日本人対決”は1-1の痛み分けに終わったが、スペイン紙「スポルト」は久保のバルセロナ下部組織時代について「獲得の秘密」と題して伝えている。
 アルゼンチン代表FWリオネル・メッシや、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(ヴィッセル神戸)らを輩出したバルセロナの育成組織ラ・マシア。久保は2011年8月、10歳の時に入団テストに合格した。クラブが18歳未満の外国人選手獲得・登録違反による公式戦出場停止処分を受けた影響で、FC東京の下部組織に入団する2015年3月までバルセロナで研鑽を積んだ。
 昨年夏にFC東京からレアル・マドリードへ加入し、昨季はマドリード、現在ビジャレアルでプレーする久保は、16歳ながらバルセロナでデビューを飾ったバルセロナのスペイン代表FWアンス・ファティと12年から15年までバルセロナのカンテラ(下部組織)でチームメートとしてプレー。「スポルト」紙は、9年間にわたりカンテラの元コーディネーターを務め、ラ・マシアのディレクターも歴任したアルベール・プッチ氏を特集した。
 期待の新鋭ファティとMFリキ・プッチ、久保の「獲得の秘密を明かす」と題して、「多くのタレント、将来のスター選手を獲得、その中にはアンス・ファティ、リキ・プッチ、タケフサ・クボがいる」と、伝えている。
 同紙はフランス・フットボールのインタビューを引用して、アルベール・プッチ氏のコメントを報道。当時から才能あふれる久保を最初に見出したのは現在アルビレックス新潟でコーチを務め、兄にシャビ氏を持つオスカル・エルナンデス氏だったと振り返った。
「クボを獲得したのは日本のキャンプを担当していたオスカル・エルナンデスのおかげ。彼は(久保が)日本のタレントで、彼の家族はバルセロナで生活するのを受け入れていると伝えてきた。私は彼の言うことを信じて、1週間のテストを受けさせた。最初のボールタッチでこの少年のタレントが巨大なものであることが分かった。そして彼を獲得した。彼はメンタル的にとても強く、ピッチでリスクを犯すことをいとわなかった。大きなパーソナリティ、当然ながら高いテクニックがあった」
 当時からスペインで大きな印象を与えていた久保。リーガでの2シーズン目は始まったばかりだが、さらなる活躍をスペイン中が楽しみにしているはずだ。


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