川崎フロンターレは13日、J1リーグ第16節でサンフレッチェ広島と対戦し、5-1の圧勝を収めた。首位を手堅く快走している川崎について、海外メディアは「川崎がJリーグ史上最高のシーズンへと接近」と見出しを打ち、川崎が前半戦で打ち立てた“新記録”に注目している。
 前節のヴィッセル神戸戦で3-2と競り勝ち、3連勝を達成した川崎はホームに広島を迎え撃った。試合は前半14分、右サイドの裏を取ったMF田中碧が右足の一撃で先制点を奪うと、後半2分にFWレアンドロ・ダミアン、同5分にMF山村和也、同6分に再び田中がネットを揺らし、4分間で怒涛の3ゴールを決めた。
 後半43分にもPKで追加点を奪い、同45分には1点を返されるも、5-1と広島を圧倒する勝利を飾った。これを受け、ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」は「川崎がJリーグ史上最高のシーズンへと接近」と見出しを打ち、「2020年、川崎ほどJリーグのチームを支配する存在はいない」と大々的に取り上げている。
 記事では「データとクオリティーの両面で、これほどまでに一つのチームが圧倒的に前半戦を終えるのは、Jリーグ史上初めてのことだ」と指摘し、前半戦終了の17試合消化時点で川崎が勝ち点「44」を獲得しており、これは現在の形式が導入された2005年以降で最多の勝ち点であると説明している。
 優勝争いについては「セレッソ大阪が川崎とタイトルを争う唯一の対抗馬であるように見える」と綴り、5連勝中のC大阪がいかに川崎に食いつけるかにも注目を寄せていた。ここまでは川崎の強さが光るシーズンとなっているが、後半戦ではどのようなシナリオが待ち受けているのだろうか。
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掲載元:Football ZONE WEB/フットボールゾーンウェブFootball ZONE WEB/フットボールゾーンウェブ
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