昨季のプレミアリーグ王者リバプールは、現地時間12日の開幕戦で昇格組のリーズと対戦し、撃ち合いを制して本拠地で4-3と白星スタートを切った。この一戦でリバプールのオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクが見せた「恐ろしいミス」に海外メディアが注目。元イングランド代表DFは「傲慢すぎる」と指摘している。
 リバプールの日本代表MF南野拓実はベンチ入りするも出番なしに終わったなか、試合は序盤から動いた。開始4分、エジプト代表FWモハメド・サラーがPKを沈めてリバプールが先制するも、同12分には相手MFジャック・ハリソンに被弾。同20分にCKからファン・ダイクがヘディングシュートを叩き込み、リバプールが再びリードした。
 注目を集めているのは前半30分のシーンだ。リーズが自陣からパスをつなぎ、リバプール最終ラインの背後に高い浮き球のパスを送る。ファン・ダイクが反応してクリアを試みるもコントロールを誤り、こぼれ球をFWパトリック・バンフォードに拾われて同点ゴールを決められた。
 試合はサラーのハットトリックもあり4-3と勝利した一方、名手ファン・ダイクの珍しいミスに注目が集まっている。英メディア「caughtoffside」は「ファン・ダイクの恐ろしいミス」と対象シーンを紹介。さらにリバプールOBで元イングランド代表DFジェイミー・キャラガー氏は「傲慢すぎる」と厳しい言葉を投げ掛けている。
 普段ミスの少ないファン・ダイクだけに、失点に直結したワンプレーが一層目立つ形となってしまったようだ。


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