『フランス・フットボール』誌は、6月16日発売号から「自由な精神」というタイトルの10回にわたる連載を始めている。「政治的・哲学的な理念やクラブ、祖国への愛などから人生の転機を迫られ、ときに死の危険にすらさらされながら、信念を貫き通した人たち」を、ロベルト・ノタリアニ記者が博識と資料を駆使して綴る企画である。その第1回を飾っているのがカルロス・カセリーである。
 カルロス・カセリー。
『ダイヤモンドサッカー』世代には懐かしい名前ではないだろうか。1974年西ドイツワールドカップのグループ1初戦の西ドイツ対チリ戦。パウル・ブライトナーのミドルシュートで開催国西ドイツがチリを下した試合で、ベルティ・フォクツへのファールで大会退場第1号となったチリのフォワードがカセリーだった。
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