マジョルカの日本代表MF久保建英は現地時間9日に行われたリーガ・エスパニョーラ第35節レバンテ戦で再三のチャンスメークに加え、リーグ再開後待望となる初ゴールを奪い2-0の勝利に貢献した。降格危機にあるチームを救う活躍に、スペイン紙「AS」も大絶賛している。
 11試合連続で先発出場となった久保は前半2分、右サイドを突破してからのクロスで味方のヘディングシュートにつなげると、同30分には得意のカットインから鋭いシュートで相手GKを脅かすなど、相手守備陣を切り崩した。
 前半40分にMFクチョ・エルナンデスが先制ゴールを奪い、先手を取ったマジョルカ。後半はレバンテに何度かゴールを脅かされたが、一進一退の攻防のなかで大仕事をしたのは久保だった。後半39分、味方のポストプレーからセンターサークル付近でドリブルを開始すると、相手マーカーを幻惑しながら敵陣ペナルティーエリアまで約50メートルを駆け抜けシュート。これは一度GKに弾かれたものの、味方のサポートもあって波状攻撃となったボールがゴール前に詰めた久保の前にこぼれ、左足で押し込んだ。
 是が非でも勝ち点3が欲しいチームにとって、勝利を決定づけるゴール。ビセンテ・モレノ監督らチームスタッフも殊勲の久保をハグして称え、久保も“お辞儀ポーズ”でそれに応えた。この活躍ぶりに、同紙も「クチョとタケ・クボがレバンテに麻酔をかけ、マジョルカに活気を与える」と見出しを打ったレポート内で、久保の得点シーンについて次のように称えている。
「ホームチームは勇気を持つ術を知っており、85分にタケ・クボが勝負を決めた。まるで誰もプレーを終えることを望んでいないようなアクションで、日本人選手はエリア内でボールを拾い、金色に輝く勝利を確実にした。それは残り3節で降格圏から脱出するための自信を与えるものになった」
 また同紙は、別の記事でも「彼は揺るぎのない自信を持っている。自らを完璧に認識させるクボのゴール」「GKに防がれた後も、混戦でとても注意深かった。マジョルカのために生き続ける希望だ」と、得点シーンについて綴った。
 絶賛は文面だけにとどまらず、試合後の採点でもチームトップタイとなる3点満点の評価を受けている。いまだ1部残留に向けて崖っぷちにいるマジョルカにとって、久保が光り輝く希望となっているのは間違いない。


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掲載元:Football ZONE WEB/フットボールゾーンウェブFootball ZONE WEB/フットボールゾーンウェブ
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