マンチェスター・シティのベルギー代表MFケビン・デ・ブライネは、クラブがUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の出場権をはく奪される可能性があるため、移籍の噂が絶えない。しかし、デ・ブライネの代理人は現時点で出ている噂をはっきりと否定した。英紙「デイリー・スター」が報じている。
 シティに2年間のCL出場権はく奪の話題が出てから、クラブに在籍している選手たちには移籍の噂が飛び交っている。デ・ブライネはレアル・マドリードやパリ・サンジェルマン(PSG)への移籍が噂されてきた。
 エティハド・スタジアムを本拠地とするシティに移籍してから、スターになったデ・ブライネだが、クラブとの契約は3年間残っている。代理人を務めるパトリック・デ・コスター氏は、世界中のメガ・クラブから関心を持たれていても、選手にクラブを離れる予定はないという。
「彼はまだトップにいるチームと、3年間の契約を残している。クラブにも、街にも、ケビンは居心地良く感じており、感謝もしている。もちろん、デ・ブライネには常に他のクラブからオファーがあるが、現時点で移籍については何も考えていないよ。彼はトップのクラブと3年間の契約があり、街とクラブに価値を感じているんだ。そうした類の記事の90%は、クソだよ」と言い切った。
 そして、「サッカーの世界では、良い選手には常に非公式な関心が届く。デ・ブライネやリオネル・メッシ、クリスティアーノ・ロナウド、アントワーヌ・グリーズマンといった選手にね」と、再び退団について否定的だった。
 7月のはじめ、ジョゼップ・グアルディオラ監督は、デ・ブライネを「彼は本当に良い選手だ。本当に、本当に良い選手で、特別なものを持っている。現時点で彼はMFでベストの選手だ。もちろん、さらに上達するだろう。どうやって? それは彼が分かっているよ」と高く評価し、今も成長を続けていると語った。
 こう話す指揮官の下でプレーできることも、デ・ブライネにとってシティでプレーし続ける魅力なのかもしれない。
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