バルセロナは現地時間8日に行われたリーガ・エスパニョーラ第35節でエスパニョールと対戦し、1-0で勝利を収めた。首位のレアル・マドリードとの勝ち点差を暫定ながら「1」に縮めたバルサだが、キケ・セティエン監督はダービーマッチの辛勝に満足していないようだ。試合後のコメントをスペイン紙「マルカ」が報じており、そのなかではエスパニョールの降格についても触れている。
 この試合、唯一のゴールが決まったのは後半11分のこと。フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシとつながったボールを、最後はウルグアイ代表FWルイス・スアレスがゴールに決めた。看板トリオが活躍を見せたが、セティエン監督は「素晴らしい試合をすることはできなかった。エスパニョールの守備に苦しめられた」と、全体的に引いた戦い方を選択してきた相手に苦しめられたと話している。
 特に前半はエスパニョールの守備に苦しめられ、枠内へのシュートがほとんどなかった。そうした指摘を受けたセティエン監督は「とても難しかった。守備面で、彼らは素晴らしい仕事をしていたよ。多くの選手が密集しているなかで、簡単ではなかった」と繰り返した。ただ、この試合の結果を受けて、同じ町のライバルであるエスパニョールは2部降格が決定。次のように所感を語っている。
「今日の試合だけを見れば、降格に値しないチームだったが、リーグ戦は試合の積み重ねだ。1試合、あるいは2試合、4試合、良くない試合をしても、それだけで降格することはない。私も現役時代に苦しんだ。降格というのは1年を通して、何かが間違っていた時に起こるんだ」
 エスパニョールの降格に伴い、来季はリーグ戦での“バルセロナ・ダービー”が見られなくなる。ライバルの現状には、セティエン監督も思うところがあったようだ。
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