フランクフルトの日本代表FW鎌田大地が現地時間5月30日のブンデスリーガ第29節ヴォルフスブルク戦で2試合連続ゴールを決め、2-1の勝利に貢献した。鎌田はリーグ公式サイトが選ぶ試合のMVPにも選出。アディ・ヒュッター監督も「努力が報われた」と賛辞を送っている。
 鎌田はMF長谷部誠とともにスタメンとして出場。1-1で迎えた後半40分、ペナルティーエリア内で味方がヘディングで落としたところに走り込み、左足でゴール右隅へと流し込んだ。前節フライブルク戦(3-3)に続く2試合連発となった。
 新型コロナウイルスの影響による中断前から勝利が遠ざかっていたフランクフルトだが、鎌田の活躍もあって2月7日に行われたリーグ第21節アウクスブルク戦(5-0)以来7試合ぶりの白星を手にした。
 決勝点を挙げた鎌田は、ブンデスリーガ公式サイトで試合の最優秀選手「Spieler des Spiels(Player of the match)」に選出されている。
 今季の鎌田はUEFAヨーロッパリーグではザルツブルク戦でのハットトリックを含む6得点をマークしていた一方では、ブンデスリーガでは開幕から第27節までゴールがなかった。それがここに来て2試合連続ゴールと得点能力を発揮。ヒュッター監督はその事実に驚きはないと主張していると、ドイツ紙「ビルト」は報じている。
「単純に彼は運がなかっただけだ。今、彼の努力が報われている」
 指揮官はシーズン終盤にきて、鎌田の努力が実を結び始めていると語った。ブンデスリーガのシーズンも残り5試合。好調を維持する鎌田はさらにゴールを積み重ねることができるのだろうか。


※海外サッカーのランキングをチェック♪

掲載元:Football ZONE WEB/フットボールゾーンウェブFootball ZONE WEB/フットボールゾーンウェブ
URL:https://www.football-zone.net/archives/264645