チーム作りとは何か――2010年5月24日の韓国戦を起点とするサッカー日本代表の歩みは、本質的な疑問をかき立てる。
 2007年12月に日本代表を率いることになった岡田武史監督は、2010年の南アフリカW杯で「世界を驚かせる」と高らかに宣言する。「同じアジアの韓国ができたのだから、日本だってできないことはない」として、2002年の日韓W杯で隣国が成し遂げたベスト4入りをターゲットに掲げた。
 意外性に富んだ戦術や戦略を、用意したわけではない。岡田監督は「常識を疑って、勇気を持ってチャレンジしろ」と選手たちに繰り返し訴えた。日本人選手の潜在能力と長所を最大限に引き出そうとした意味では、イビチャ・オシム前監督が提唱した「日本サッカーの日本化」に相通ずるところがあったかもしれない。とにもかくにも、ロマンを感じさせる船出だった。
難なくW杯出場を決め、世界仕様へ。 googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-1586832492163-0'); });

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掲載元:サッカー日本代表 - Number Web
URL:https://number.bunshun.jp/articles/-/843598